MTR-MJG

地下鉄の駅空間を作る際に考えることは、まず殺風景な地下鉄のコンコース空間の雰囲気をどれだけ払拭することができるのか、また、限られた制約(仕上げの問題や、天井面の改築範囲を外壁面から約1メートルほどまでと制約されている点など)の中で、どこまでこの目的を達成することができるかが常に課題となります。今回の場合には、地上の特徴とも言える、表参道の並木から差し込む木漏れ日の光のイメージを作り出すことを目標とし、限られた軒先1メートルの幅の中に、ルーバーによって表現しました。
また、直営相談窓口として初出店となる損保ジャパンの内部は、30代の女性が入りやすい空間を作ることをめざし、一目で保険ショップであることが分かることを目標としております。パンフレットなどが乱雑にならないような工夫も、外壁ガラス面に行いました。併設するカフェからの緩やかな視線の抜けを確保しつつ、ガラス面に覆われたプライバシーを確保できるスペースを造りながらも、気軽に相談に訪れることのできる店舗を実現しました。


2007/11 - 2008/09
店舗設計
99.3㎡(損保ジャパン店舗:29.9㎡)
東京都渋谷区


Concept