SHNMTSD-WC

小田急線新松田駅のトイレリニューアルを行うにあたり、トイレの機能的な向上のみならず、丹沢などへのハイキング客や登山客が多いという特徴に対して、気持ちよく荷物を整理したり、心地よく人を待つことができるスペースを合わせて提案しました。近年はトイレも非常に機能が向上して、匂いなども気にならなくなり、入り口付近でもトイレ利用に限らない人のたまりを作ることが可能です。このたまり空間を実現し、トイレと待合スペースを一体でつなぎとめるものとして、素材に神奈川県の地場産材を利用し、無機質な駅構内に、突然現れる温かみのある木質の空間を実現しました。都内から電車で1時間半ほどの、山への入り口にふさわしい、気持ちのいいトイレと明るい待合スペースが新松田駅のイメージをさりげなく向上させることができたのではと感じています。


2017/09-2019/03
旅客トイレ
延床面積:101.9㎡
神奈川県足柄上郡
施主:小田急電鉄株式会社
施工:坪井工業株式会社


Photo By Tatsuya Noaki                                                                   Concept