QBNY

QBHOUSEさんとのやりとりは、2011年のIKKAに始まりその後2012年の台湾、同年の香港と歩みを共にして、今回はアメリカニューヨークの出店第一号を担当させていただきました。個人的にニューヨークには行った事がなかったために、プロジェクトを進めるにあたってまずはニューヨークに出向いて現地のことを調査してから設計を進めるという、ほかのどのプロジェクトでも行うプロセスを想定しましたが、日本のQB HOUSEの社長である北野さんは、ニューヨークの文化や環境に対してどうするのかではなくて、多種多様な文化と人々がうごめく混沌としたニューヨークに対して、周辺の状況ではなくて、QB HOUSEの今をみて、目指すべき方向性を明確に出して欲しいというリクエストをプロジェクトの最初にいただきました。そこで私たちが考えたのは、台湾での客層は、若者を意識したものであったのですが、ニューヨークではかっこいい大人の男性を意識して、デザインを行いました。台湾ではカジュアルで少しかわいいデザインの店舗ですが、ニューヨークではかっこいい大人の男性がためらいなく、恥ずかしいと思うことなく入ってくることのできる、そんなお店を目指しました。ニューヨークのブランドイメージを司るのは、新調された濃いネービーブルーと木のルーバーであり、そこにロゴマークもグラフィック担当のローボートさんの協力のもと、TOKYOのブランドを前面に出したものとしました。
結果、ニューヨークの個性がひしめき合う雑踏の中、QB HOUSEの特徴である、清潔であり、礼儀正しく、スピーディーで、とても高い技術を提供するその理念を、しっかりと表現する事ができたと感じています。



2017/02-2017/06
店舗設計・グラフィックデザイン
延床面積:24.9
NEW YORK
施主:QB House NEW YORK
施工:YT design



Concept